JOCと社会人
久しぶりの投稿になってしまいました。
先週末は大きなイベントが2つありました。
まず一つ目は群馬県JOC(ジュニアオリンピックカップ)の選考会がありました。
これは簡単に言うと、中学生の選抜チームの選考会です。10月に行われる関東予選、それを勝ち抜いて12月にある全国大会(JOC)に出場するべく県の選抜メンバーをこの選考会で決めるのです。
今回、GHRも協会登録選手であるということで選考対象として中体連から声をかけていただきました。それを受けて保護者の方に大会と選考会について説明し、お子さんと相談してもらって、希望者は参加することになりました。
当日まで、選手も保護者の方も悩んだり迷ったりしたようですが、結局GHRからは4名が参加となりました。
スタッフは自分たちの大会があり、同行できませんでしたが、選手に感想を聞いてみると「思っていたよりもなんとかなった」「緊張したけど行ってよかった」「自分はまだまだだなと思った」・・・と、手ごたえと課題を感じてきたようです。3年生にとっては最初で最後の機会でもあるし、参加した後の表情をみると勇気を出して参加していい経験になったんじゃないかと思います。
GHRのスタッフとしては、中学生として同じ土俵に立てたことは、とても意義深いことと感じています。
スタッフも選手自身も、そういう舞台へ自信をもって出ていける(送り出せる)ように、今後も練習を積めたらと思います。
もう一つのイベントとは…社会人の大会です。
ジャパンオープンと全国クラブ選手権という二つの全国大会の関東予選が神奈川県で行われました。
群馬県勢の結果です。
ジャパンオープン予選
男子:チーム群馬・・・・・3位、全国大会へ(coachS所属)
女子:サンライズHC・・・準優勝、全国大会へ
クラブ選手権予選
男子:富岡クラブ・・・・・優勝、全国大会へ(coachY所属)
女子:やんちゃクラブ・・・全国直通枠で全国大会へ
かぶら女子ハンドボールクラブ・・・1回戦敗退(coachC所属)
ということで、ご覧のとおり群馬県勢は優秀な成績を収めました。GHRスタッフも選手として頑張りました。
この大会中に神奈川県協会の偉い方とお話をする機会があったのですが、そこで衝撃の事実を知りました。神奈川県は言わずもがな、男女ともに、そして各カテゴリで全国トップチームを有し、中・高のチーム数は群馬とは比べ物にならない程の競技人口を誇るハンドボール強豪県です。
社会人の女子のチームもたくさんあるんだろうと勝手に決めつけていたのですが、なんとこれまで2チームしかなかったのだとか。今回、社会人女子の新チームを作るとういうので、かなり労力を費やしたというお話を聞き、どの都県にもそれぞれの抱える悩みがあるのだなと思いました。
群馬県には現在、社会人女子のチームは3チームありますが、どのチームもギリギリの人数で活動しています。
個人的には、どのカテゴリから競技生活をスタートしたとしても、進路決定の際に「ハンドを続けるか、やめるか」で悩むのではなく、「どういう形でハンドを続けるか」で悩めるような環境ができたらいいなと思います。理想論ですが。
気づいたら熱く、長くなってしまいましたので、この辺で。